整いすぎた家

ヘルパーさんとの契約に同席

 

ヘルパーが来ると思ってか、気合いを入れて片付けた模様

それ自体はよいのだが、あれだけ冷蔵庫を埋め尽くしていた食材がどこへ行ってしまったのか

何故これがここにというものもあり、いろいろ不自然な整い方ではある

 

母は何も困っていない、自分でやってますよと声高に話す

食べ物は捨てないわという

では冷蔵庫の中の食べ物はどこへ

 

そして庭に埋めていたことがわかる

すると「母親のことを思い出した」と涙ぐむ

 

出来ないことは恥ずかしいことではない

それは従事者であった母が一番分かっていることである

自分がそういう立場になった時のことを思って介護をしていたそうだが

いざ自分がされる側になることはいたたまれない

 

でも

だからこそ

憂うことなく甘えてほしいのだ

 

とは言え

見せたくないからと、食材や缶コーヒーを押し入れに仕舞い込むのは、今までになかったことで、これは進行ということなのであろうかとも思う